フォートナイトのPing値が高くラグがひどくて思うようにプレイができない。
Ping値を下げるにはどうしたら良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
フォートナイトで対面で勝つためにはPing値を下げ安定した回線でプレイすることがとても重要です。
この記事ではPing値を下げる方法や対策方法を紹介したいと思いますので是非試してみてください。
Ping値とは?
Ping値とはオンラインゲームやその他のインターネットアプリケーションにおいて、ユーザーのデバイスとサーバー間でデータが往復する時間を指します。
この時間は「レイテンシー」とも呼ばれ、ミリ秒(ms)で測定されます。
特に、オンラインゲームではPing値が非常に重要で、その値が低いほど、ゲームプレイはスムーズになり、ラグの問題が少なくなります。
しかし、Ping値はインターネット回線の速度やPCの設定、さらには地理的な距離によって大きく左右されるため、高い値が示されると、ラグが発生しやすくなり、プレイに悪影響を与える可能性があります。
したがって、オンラインゲームを快適に楽しむために、これらの要因を管理し、可能な限りPing値を低く保つことが必要不可欠となります。
Ping値の確認方法
フォートナイトでPing値やネットワークのステータスを確認する方法は以下の通りです。
まず、ゲーム内のロビーまたはマッチ中に、「ESCキー」を押しメニュー画面を表示させ、歯車のアイコンから「設定」を選択します。
次に、「ゲームUI」タブに進み、「HUDオプション」セクションまでスクロールし、「ネットデバッグのステータス」をオンにします。
この設定を有効にすると、ゲーム画面の左上にPing値、上り下りのパケット送信速度、そしてパケットロスの情報が表示されます。
これにより、自分のインターネット環境の品質が良好かどうかをリアルタイムで把握することができます。
フォートナイトをプレイするping値の目安はどれくらい?
日本でフォートナイトをプレイするとき、平均的なPing値は約20ms(ミリ秒)です。
Ping値がこの数字を基準に低ければ低いほど、ゲームはスムーズに感じられます。
Ping値:0〜20ms | ゲームは非常に快適です。 |
Ping値:20〜30ms | まだ快適にプレイできます。 |
Ping値:30〜40ms | 少しラグ(遅延)が感じられ始めます。 |
Ping値:40〜60ms | ラグがはっきりと感じられ、建築や編集が難しくなります。 |
Ping値:60〜90ms | ゲームの動作が遅くなり、特に建築や編集の遅れが目立ちます。 |
Ping値:90ms以上 | 音が遅れて聞こえたり、消えたりすることもあります |
特にPing値が40msを超えると、ゲームの操作が思った通りに行かなくなり、楽しむことが難しくなります。
夕方以降の大会などではPing値がさらに上がり、プレイがより困難になることがあります。
そのため、低いPing値を維持するための対策を考えることが重要です。低いPing値を持つ他のプレイヤーに反応速度で負けないようにするためにも、注意が必要です。
グラフィックカードの設定でPing値を下げる
フォートナイトなどのゲームで遅延を減らすために、PCの設定を調整する方法を紹介します。特にNVIDIAのグラフィックカードを使っている方に役立つ設定です。低遅延モードに設定することでPing値を下げることができます。
NVIDIAコントロールパネルの開き方: デスクトップを右クリックし、「その他のオプションを確認」を選択し「NVIDIAコントロールパネル」を選択します。
コントロールパネルが開いたら、「3D設定の管理」をクリックします。
「プログラム設定」タブを選び、ゲーム一覧から「フォートナイト」を選択します。もしフォートナイトが見つからない場合は【追加】を選択しフォートナイトを探して指定してください。
最後に「低遅延モード」を見つけ、「ウルトラ」に設定し適用を押します。
この設定により、ゲームの遅延が大幅に軽減されます。ただし、全てのプログラムで「ウルトラ」に設定すると、時にバグが発生することがあるので注意が必要です。
SurroundとPhysXの設定
NVIDIAコントロールパネルで「Surround、PhysXの設定」を選択します。
「PhysXの設定」で、使用しているグラフィックカードを選びます。
PhysXの設定を最適化することで、FPSが安定し、結果としてPingの安定にも寄与します。これらの設定を入れることによりping値を下げることができますのでぜひ試してみてください。
フォートナイトの設定でPing値を下げる方法
フォートナイトの設定でPing値を改善する方法を紹介します。
Ping値は、インターネットの速さや安定性に大きく依存しますので、以下の設定で少しでも改善できるかもしれません。特にゲームプレイに影響はないので、試してみる価値はありますよ。
1. FPS表示をオフにする
ゲーム中にどれくらいのフレームレート(fps)が出ているかを表示する機能です。FPSの改善効果を確認するために一時的にオンにしてもいいですが、確認後はオフにしましょう。これにより、わずかですがPing値を改善することができます。FPSを確認したい時は、フォートナイトのアプリの代わりに、NVIDIAなどのGPUメーカーのアプリを使うとPingに影響を与えません。
2.オーディオの字幕設定をオフにする
オーディオのオプションから、字幕の設定をオフに設定します。これは画面に表示されるテキストのことで、これを消すことでゲームサーバーとの通信負荷を少しでも軽くすることができます。もし効果がなかったとしても、ゲームプレイには影響しないので安心してください。
これらの設定で、私の環境では無線接続でもPing値を「10」前後下げることに成功しました。小さな変更でも、ゲーム体験に良い影響を与えることがありますので、ぜひ試してみてください。
通信環境を見直しPing値を下げる
無線LAN(Wi-Fi)の使用を避ける 無線でインターネットにつなぐと、通信が途切れやすくなったり、速度が遅くなったりすることがあります。
これは、ゲーム機やパソコンにも共通の問題です。無線LANは信号を空中に飛ばしているため、有線接続よりも不安定です。特にオンラインゲームをするときは、有線接続を使うことがおすすめです。
しかし、どうしても無線LANを使わなければならない場合は、無線LANルーターを見直すことが大切です。最新の無線LANを使用することにより速度を出すことができるようになるためPing値も下がりやすくなります。
しかし、有線接続には敵わないため、無線LANは最後の選択肢として考えておきましょう。また、ルーターを新しくしても、必ずしも通信速度が上がるわけではないので、その点も理解しておくことが重要です。
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LANケーブルの長さを見直す
LANケーブルの長さは、必要最小限がベストです。たとえば、モデムと接続する機器が2メートル離れているのに、10メートルのケーブルを使うと、余分な8メートルが通信の効率を下げます。
これにより、データ転送にロスが生じやすくなり、周囲のノイズの影響を受ける可能性も高まります。
適切なケーブルの長さは、機器までの距離とほぼ同じ、あるいはそれより少し長めが理想的です。
長すぎるケーブルは、特に電源ケーブルなどの近くで使うと、電磁干渉のリスクが増します。
規格では最大100メートルまでとされていますが、長いケーブルは周辺ノイズの影響を受けやすいため、実用上は必要な長さに合わせて短いケーブルを選ぶべきです。これが通信品質を保つための重要なポイントです。
LANケーブルの規格を見直す
LANケーブルを選ぶとき、どのケーブルを使うかはとても大切です。
ケーブルにはカテゴリという種類があり、数字が大きいほど性能が良いです。
たとえば、フォートナイトを快適に楽しむには、速いインターネット接続が必要です。ここで重要なのが「1秒あたりの伝送ビット数」と「伝送帯域」という二つのポイントです。
1秒あたりの伝送ビット数:この数値が大きいほど、1秒間に多くの情報を送れます。 伝送帯域:この値が高いほど、広い範囲のデータをスムーズに扱うことができます。
現在、LANケーブルはカテゴリ5からカテゴリ8までありますが、フォートナイトをするなら「カテゴリ6A」がおすすめです。
カテゴリ6Aのケーブルは1秒あたり10ギガビット(Gbps)ものデータを送ることができ、伝送帯域も500MHzと非常に高いです。
これにより、光回線の速度を最大限に生かし、ゲーム中のラグや遅延を減らすことができます。
注意点として、家庭で使う場合、カテゴリ7以上のケーブルは必要以上に高性能で高価なため、カテゴリ6Aで十分です。
また、古いケーブルを使っている場合、カテゴリ5や5eでは速度が不十分なので、新しいカテゴリ6Aに変えることをおすすめします。 自分のLANケーブルがどのカテゴリかは、ケーブルに書かれているので確認してみましょう
。通信速度が遅いと感じたら、新しいケーブルに変えることで、快適なゲーム体験ができるようになります。
カテゴリ | 1秒あたりの伝送ビット数 | 伝送帯域 |
---|---|---|
カテゴリ5 | 100Mbps | 100 MHz |
カテゴリ5e | 1Gbps | 100 MHz |
カテゴリ6 | 1Gbps | 250MHz |
カテゴリ6A | 10Gbps | 500MHz |
カテゴリ7 | 10Gbps | 600MHz |
カテゴリ8 | 40Gbps | 2000MHz |
最終手段:回線の変更
もし現在のインターネット環境でping値が高く、ゲームプレイに支障をきたすようであれば、回線そのものを変更するのが最良の選択です。新しい回線に変えることで、インターネットの速度が向上し、ping値を劇的に下げることができるかもしれません。
このように、ゲームをする際は回線の速度や種類が非常に重要です。現在の環境に不満がある場合は、より良い回線に変更してみることをおすすめします。
回線の選び方
- 速度が重要
ゲームをするには最低でも「30Mbps」の速度があれば快適ですが、「100Mbps」以上の速度があると、ダウンロードもスムーズで、より快適にゲームが楽しめます。 - 混雑しない回線を選ぶ
多くの人が同時にインターネットを使用する時間帯でも、速度が落ちにくい回線を選ぶことが大切です。専用帯域が確保された回線など、他のユーザーの影響を受けにくいものがおすすめです。 - IPv6対応の回線
IPv6は、最新のインターネットプロトコルで、IPv4よりも多くのデータを速く、安定して送れるため、ゲームプレイが快適になります。契約する前に、プロバイダがIPv6に対応しているか、また帯域が十分に提供されているかを確認しましょう。
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